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パソコンの目の疲れを軽減する インバーター蛍光灯に取り替える 蛍光灯は電気代を節約出来る?
すぐ点く蛍光灯 インバーター蛍光灯とは 蛍光灯の点灯速度比較
蛍光灯の種類 電気代比較 蛍光灯 VS 白熱灯
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パソコンの目の疲れを軽減する

パソコンのモニターを何時間も眺めていると、目が疲れてきますが、この疲れを軽減し、防ぐ方法を発見しました。

以前パソコン用の24インチモニターを購入したら、ものすごく目が疲れる。
原因はよくわからないんですけれど、疲れるというか24インチモニターを見るだけで目の奥がぎゅーっと緊張する感覚。
はじめはそのモニターが明るすぎて、まぶしさからきているのかなぁ。なんて思っていたんですけれど、一番暗くしても多少、目が疲れる。
しかも暗くすると、そのモニターでは作業が出来ない!
せっかく24インチで広々とした作業空間を手に入れたと思ったら、まったく使えないので、24インチの方はブルーレイレコーダーと繋げてテレビ専用にしてしまいました。
ただ、パソコンとも繋げてあったので、ボタンひとつでテレビとパソコンとを切り替えて使えたのですが。

その後月日が経過し、前回の日記で書いたように、部屋の蛍光灯をインバーターのものと交換しました。

私はもともと貧乏性なのか、少しでも電気代を節約しようと、今まで夜でも蛍光灯1本しかつけない状態ですごしていました。
なので、とても暗かったです。
インバーター蛍光灯に取り替えたあとでも、明るさを一番暗くして電気代を節約していました。
インバーターは同じワット数でも普通の蛍光灯より明るいので、効率がいいのですが、さらに節約しようとしていたのです。

ある時、明るさを全開にしてパソコンのモニターを見てみると・・・
目の奥の緊張がぎゅ~~~っと緩和されていく。
もうそれは実感としてくっきりわかるぐらい。
で、ふと思ったんですけれど、モニターのように自ら発行するようなものを見る場合、瞳がまわりの部屋の明るさにあわせて開いてしまうと、余分な明かりが入ってきてしまって目が疲れるんじゃないかと。
インバーターにして部屋自体を明るくすると、瞳の瞳孔が小さく閉まって、それで目の緊張がほぐれたんじゃないかなぁ。と。

もし、パソコンを長時間使用していて、目が疲れるなぁ。と感じる方は、部屋を明るくするか、インバーター蛍光灯に変えてみるのもいいかもしれません。
電気代の節約も大事ですが、視力には代えられません。
おためしあれ。

インバーター蛍光灯に取り替える

パナソニックのインバーター蛍光灯、ツインPaに取り替えてみました。リモコン付きで明るさを10段階に調節できます。取り付けも簡単。

パナソニック ツインPa

インバーター蛍光灯について調べたところ、

  • ちらつかない
  • 静か
  • すぐに点灯する
  • 省エネ
  • 寿命が長い
  • 明るさを調節できる

等々、結構魅力的な部分が多かったので、思い切って蛍光灯をインバーター蛍光灯に変えてみました。
これが意外と簡単。

調光ができる

インバーター蛍光灯は明るさを調節できるのが、今までの蛍光灯との最大の違いなんですけれど、すべてのインバーター蛍光灯が調節できるわけではなく、安い製品は出来ないようです。
ところが、大型電気店に行くと、調光ができる製品は1万2000~1万5000円ぐらいします。

インターネットで調べたところ、8000円程度で売られていたので、さっそく購入。

パナソニック ツインPa

蛍光灯(シーリングライト)というと、パナソニックや東芝、ナショナルが有名らしいんですけれど、パナソニックのツインPaが寿命が16,000時間で業界最長らしいので、値段も他のメーカーとそう変わりないみたいなんで、パナソニックのシーリングライトにすることにしました。

ツインPaといっても色々種類がある見たいなんですけれど、私の部屋は7畳ほどなのでHHFZ4150という製品が、4.5~8畳用ということなので、この製品にしました。
リビング用に8~12畳用の製品も、と思ったんですけれど、実際に使用してみるとわかるんですけれど、インバーター蛍光灯は70形でも、感覚的に蛍光灯4本分ぐらいの明るさがあるようなので、実際には16畳のリビングでも充分実用的なんじゃないかと思います。

シャンデリアタイプは変えれないかも
実際、私の家のリビングは、上の明かりを使ってるんですけれど、うちのお袋が節約好きということもあって、4つの蛍光灯をつけることは滅多にありません。
というわけで、自分の部屋用とリビング用で同じ製品を2つ購入することにしました。
オンラインショップは、結構、1万円を超えると送料が無料。なんてとこも多いので(私が購入したお店もそうだったんですけれど)、2つあわせて16,000円程になり、送料が無料だったって言うのもあるんですけれど。
※ 実はリビングの蛍光灯もインバーターに変えようと思った点は、後に問題があることが発覚するわけですが・・・。

インバーター蛍光灯に取り替えるには

蛍光灯自体は、インバーター蛍光灯でも普通の蛍光灯でもかわりません。
そのため、以下の配線器具が天井についていれば、特にむずかしい工事も器具も必要なしに取り替えることが出来ます。

取り付けることが出来る配線器具

取り付けることが出来る配線器具2

配線器具がついてないタイプ
ただし、上のように直接配線に繋がっているタイプは、電気屋さんに頼んで配線器具を取り付けてもらわないといけません。
これは先ほどのシャンデリアをはずした状態の写真です。

4つの留めネジをゆるめます
カバーと蛍光灯をはずし、土台に留めてあるネジをゆるめます。
手で簡単にゆるめることが出来ます。

コンセントをはずします
コンセントをはずします。
斜め45度にひねると簡単に外れます。

ネジの頭を穴に通す
本体を斜めにずらすと、ネジの頭を穴に通すことが出来るので、4カ所のネジ頭が穴に通るようにずらします。

土台のネジをはずします
土台が現れるので、留めているネジをはずします。

アダプターの金具を、配線器具に取り付ける
付属のアダプターを天井についている配線器具に取り付けます。
差し込んでひねると、落ちないようになっています。

爪を差し込んだらひねる

本体を取り付ける
カチッと音がするまで本体を差し込みます。
本体自体はすごく軽いので、女性でも簡単に取り付けられると思います。

配線を差し込む
本体のコードをアダプターの穴に差し込みます。

リモコン

付属のリモコン
今までの蛍光灯との違いの1つが、リモコンを使って操作するという点です。
もちろん、壁に付いたスイッチでも操作できますが、明るさの調節や豆球の操作はひもではなく、リモコンで操作します。

一番暗い状態
明るさは10段階に変更でき、上が一番暗い状態です。

一番明るい状態
一番明るくした状態です。
かなり明るいです。
イメージ的には真夏の日差し並み。

カバーを取り付ける
最後にカバーを取り付ければ完成です。
だいたい10分もあれば取り替えることが出来ると思います。

明るさ

今までの蛍光灯
上の画像は、今まで使っていた蛍光灯の明るさのイメージです。
直管の20W型、2本の明るさです。

一番暗い状態
上がインバーター蛍光灯に交換して一番暗くしたときのイメージです。
実際には肉眼だと、もっと明るく見えます。

一番明るい状態
上が一番明るくした状態です。
1つ気がついたのが、パソコンに向かうときも一番明るくすると目の疲れが軽減する。ということ。
実際に明るくしたり、暗くしたりすると、明るくすると目の緊張がほぐれる感じがします。
本を読むには明るすぎますが、パソコンに向かっているときは一番明るくした方がいいんじゃないか。って気がします。
ただ、部屋が散らかっていると、より散らかり具合が目立つ気がしますが・・・。

インバーター蛍光灯一覧

蛍光灯は電気代を節約出来る?

蛍光灯は、白熱灯にくらべ電気代が安く、節約といわれますが、実際はどうなんでしょうか。比較してみました。

最近、エコやら省エネやらで蛍光灯が注目されていますが、蛍光灯は白熱灯のような電球に比べ、本当に省エネなんでしょうか?

電球形蛍光灯の歴史

電球形の蛍光灯の歴史はけっこう古く、1980年東芝が開発したのが始まりです。
当時は、20Wぐらいあったらしいのですが、今と最も違うのは重さ。
450gほどあったようです。
ちなみに白熱灯は32g。
10倍以上も重かったことになります。
そういえば、ちょっと前までの電球形蛍光灯は、けっこう重たかったのを覚えています。
現在発売されている計量の製品は、60gなのでかなりの技術の進歩があったんですね。

ワット数

60W形電球タイプ
蛍光灯の特徴として、白熱灯と比べ省エネということがあげられます。
現在発売されている電球形蛍光灯のパッケージを見ると、60W形電球タイプと表記されていることに気がつくはずです。
つまり、60Wの白熱灯と同じ明るさだよ。という意味です。
実際には、10~13ワットなので、10~13Wレベルの消費電力で60Wの白熱灯と同じ明るさになるよ。というわけです。

たとえば、10Wだとすると、電気代は6分の1。
家中の白熱灯をすべて蛍光灯に変えると、年間1万円ほど電気代が安くなる。というのを聞いたことがありますが、家の中を見渡すとけっこう白熱灯を使用している場所が多いことから、あながちウソではないように思います。

玄関の電灯

たとえば玄関を照らす電灯。
1日10時間ぐらいつけっぱなしですよね。
仮に60Wの白熱灯を使っていたとして、1時間あたりの1000Wの電気代を23円と仮定すると、

23円 × 60W/1000W × 10時間 = 13.8円/日

1日14円ほどの電気代がかかっていることになります。
365日に換算すると・・・

13.8円 × 365日 = 5,037円/年

となります。
これが10Wの蛍光灯だと、電気代は6分の1になるので

5,037円 ÷ 6 = 839.5円/年

となるわけです。
だいたい4,000円近い差が出ます。
1つの電球だけでこれだけ違うのだから、家中の電球を蛍光灯に変えれば、かなり差が出るような気がしますよね。

ほんとに60W形?

電球を蛍光灯に変えることで、年間の電気代をかなり節約出来ることに関しては、疑問の余地がありません。
ただ、今回色々な蛍光灯を使用してみて、一つ大事なことに気がつきました。

60W形と記載されていますが、ほんとうに60Wの白熱灯と同じ明るさなのでしょうか?

東芝 プライド

東芝 プライド
上の画像は、最新の電球形蛍光灯の代表でもある「東芝 プライド」という製品です。
ワット数は10Wなので、まさに60Wの電球と比べ電気代は1/6になります。
注意しなければならないのは、蛍光灯の点灯速度比較でも書いたんですけれど、気温が低い場所で蛍光灯を点灯させると、つきはじめは非常に暗いということ。
最近では、パナソニックのプレミアクィックという製品が点灯直後から明るい製品として注目を浴びていますが、たいていの製品はスイッチを入れた瞬間は非常に暗いです。

上の画像は、点灯後1分経過した状態で、ほぼ100%の明るさの状態になります。
この明るさが60Wの電球って事になります・・・・が・・・

40Wの電球

40Wの白熱灯
上の画像は、60Wの電球・・・ではないんですね。
40Wの電球です。
東芝の蛍光灯比べてみてください。ほとんど変わらないですよね?

40Wの電球との比較
横に並べて比べてみるとよくわかります。
色味は多少違いますが、明るさとしてはほとんど一緒だと思います。
残念ながら60Wの電球がなかったので、60Wの電球との比較は出来ませんでしたが、それでもこの画像を見れば一目瞭然。
60W形ではなく、40W形なんじゃないでしょうか?

40Wとの比較

家の中の電球をよく見てみると、ほとんどが40Wの電球ということに気がつきました。
もし40Wが主流だとすると、先ほどの電気代の差はどれくらいになるのでしょう。

23円 × 40W/1000W × 10時間 × 365日 = 3,358円/年

3,358円 - 839.5円 = 2518.5円

4千円の差から、2500円の差に縮まりました。

製品価格の差

ここで注意しなければならないのが、製品の価格差です。
蛍光灯の場合、白熱灯に比べ10倍近い価格差になります。
東芝のプライドなんかは、800円近くするわけです。
電気代と製品代の合計に直すと、それほど差が出なくなることになります。

階段や廊下の電球

階段や廊下の明かりは、リビングのものと違い文字が見えなくても、足下になにがあるかが識別出来る程度の明るさで充分です。
となると、40Wの明るさすら必要ないんじゃないでしょうか?

20Wの白熱灯
上の画像は、20Wの白熱灯の明かりです。
実際、私の家の階段は、色々な蛍光灯を試した結果、最終的にこの20Wの白熱灯が最も適しているという結論になりました。
階段の明かりは、1回あたり時間にしても3~10秒程度しかつけません。
それよりも点灯速度の方が、かなり重要です。
スイッチを入れた瞬間、パッと明るくないと「アレ?」って感覚になります。

そして、足下の階段の形状を照らす明かりは、この20Wの明るさで充分です。
仮に10秒間つけた場合の電気代は、

23円 × 20W/1000W × 10秒/60*60 = 約 0.0013円

1時間つけっぱなしにしても0.46円です。
電球形蛍光灯のパッケージに記載されている60W形というのは、なにを基準に決められているかは私はわからないんですが、生活のような実用面からすると、数値の比較よりも実際の感覚の方が重要だと思います。

最近、本当に白熱灯の生産を中止してしまっていいのだろうか?という疑問が常にあります。
今のうち買いだめしておこうかな・・・。w
廊下や階段の電球は、20年以上交換した試しがありません。
蛍光灯は寿命が長いというのも特徴ですが、使う場所によって白熱灯の「すぐにつく」という利点を考えると、白熱灯も十分利用価値があるんじゃないでしょうか?

すぐ点く蛍光灯

前回まで、各メーカーの電球形の蛍光灯の違いを調べてきました。ところが!点くまでに時間がかかる!そこですぐ点く蛍光灯を探してみました。

電球型蛍光灯の代表的なメーカーは、パナソニックと東芝で、この二つのメーカーは白熱灯の時代から競い合ってきたライバルのようです。

パナソニックは、プレミアクイック。
東芝は、プライドという電球型蛍光灯を発売しています。
どちらもすぐに点灯し、寿命が12000時間以上とこの二つ以外のメーカーを大きく突き放しています。
パナソニックのプレミアクイックは、すぐに点灯するのと寿命が13000時間という点が、東芝のプライドは白熱灯とほぼ同じ大きさという点を強調しているようなんですけれど、前回(蛍光灯の点灯速度比較)色々実験をして1つ気がついたことがあります。

すぐ点かない!

そう、すぐ点かないんです。
正確に言うと、すぐに点かないし点いても最初はすごく暗い。
パナソニックのプレミアクイックは、中心部に小さな白熱灯を内蔵していて、スイッチを入れた瞬間白熱灯と蛍光灯が点灯するため、はじめからまぁまぁ明るいんですけれど、スイッチを入れた1~2秒間は白熱灯だけの点灯になるため、微妙に暗い。
東芝のプライドにいたっては、点灯するのに3秒ぐらいかかるし、点灯してもはじめは暗い。
本来の明るさになるのに1分ぐらい時間がかかります(室温10度程度の時)。

部屋の明かりとかでしたら、こんなレスポンスの悪さでもあまり気にならないんですけれど、廊下とか階段、クローゼットの照明として使うとなると、たかが1~3秒程度でもとても待ってられない。
たいてい明るくなる前に消してしまうし、どうも使い心地が悪い。

すぐ点く蛍光灯はあるのか

そこでさらに色々調べてみると、パナソニックや東芝の電球型蛍光灯よりもすぐに点く蛍光灯を探し出すことが出来ました。

1番はじめが、20Wの白熱灯です。
2番目が、40Wの白熱灯。
3番目は、東芝ネオボールZです。
他の電球形蛍光灯は、スパイラル(ほそ~い管がグルグル巻きになっているタイプ)なんですけれど、このネオボールZは、細い蛍光灯を折りたたんだ感じのタイプ。
4番目は、OHMというメーカーの電球型蛍光灯です。

40W型じゃ・・・?

電球型蛍光灯には、60ワット電球タイプって書いてあるんですけれど、上の映像を見てみるとわかる通り、実際には40Wの白熱灯と同じ明るさの気が!?
電気代1/5とか、1/6とか書いていますけれど、実際には1/4って事!?
そうなると、ほんとに省エネなの?蛍光灯って。なんて事に。
この辺も詳しく検証してみました。

東芝ネオボールZ

すぐ点く!

東芝ネオボールZの直管の蛍光灯を折りたたんだような形状の電球型蛍光灯は、昔はよく見かけましたね。
最近はコンパクトさを売り物としたスパイラル形状のものが多いようですけれど、どうもスパイラルだと点灯するのが遅いんじゃないかって気がするんですけれど・・・。
だから東芝ネオボールZは、点くのが早いんじゃないかなって。
それと、ネオボールZは点くのが早いだけじゃなくて点灯直後からほぼ100%の明るさ(他の電球型蛍光灯は、1分ほどたたないと本来の明るさにならない)なんですよね~。

弱点

ただし、弱点がないかっていうといくつかあって、まずは最新のスパイラル状の蛍光灯に比べ、電力が数ワット高いこと。
たとえば、東芝のプライドやパナソニックのプレミアクイックなんかは10Wなんですけれど、この東芝ネオボールZは13W。
たった3Wって思うかもしれませんが、パーセンテージにしたら3割。
長い目で見ると、電気代に差がついてきます。

もう一つが寿命の短さ。
プライドやプレミアクイックが12000~13000時間の定格寿命なのに対して、このネオボールZは8000時間。
一般的な蛍光灯の寿命が6000時間なので、長い方なんですけれど最新型に比べればいまいち。
その割に値段が安いかっていうとそうでもなかったり。

そして場合によっては決定的な弱点。
熱を発生するって事。
スパイラル状の蛍光灯は、長い時間つけていてもそれほど熱を発生しないんですけれど、このネオボールZは熱い!
まるで白熱灯のように熱い!

OHM

あまり聞き慣れないメーカーのOHM。
ところが実際には非常に多くの電球型蛍光灯を発売しています。
で、スパイラル状の蛍光灯のわりに点くのが早いです。
ただ、つけた直後は薄暗い。
1分後に本来の明るさまで明るくなりますが、はじめは暗い!
そのため、浴室やトイレ、台所の補助的な照明に向いているでしょう。

速度比較

もっとわかりやすく速度を比較してみました。
どれも同じタイミングでスイッチを入れています。

東芝のネオボールZと、同じく東芝のプライドの比較です。
圧倒的にネオボールZの方が早いですね。

東芝のネオボールZ(画面左上)、東芝のプライド(画面右上)、白熱灯(画面左下)、パナソニックのプレミアクイック(画面右下)の4つで速度を比較してみました。
プレミアクイックは、中心に白熱灯を内蔵(1分後に消灯する)しているため、白熱灯に迫る速さですが初期は薄暗いです。
また、点けてから1分間は、電気代が白熱灯とさほど変わらないという・・・。

その次に早いのは、今回紹介したネオボールZですね。
このレベルであれば、廊下や階段の明かりとしても十分かもしれません。
ただし、あまりそこいらでは売ってないんですよねぇ・・・。

2009/01/22 10:26 【 すぐ点く蛍光灯 】 | コメント |

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インバーター蛍光灯とは

家庭用の蛍光灯には、グロースターター方式とインバーター式があるわけですが、最近はインバーターが主流のようです。いったいどう違うのか、色々調べてみました。

蛍光灯の種類で、蛍光灯の種類について色々調べてみたんですけれど、あれからちょっとわかってきたことがあったので、今回インバーター式の蛍光灯についてまとめてみます。
[ 追記 ]
部屋の蛍光灯(グロースターター方式)をインバーター蛍光灯に取り替えてみました
インバーター蛍光灯に取り替える

インバーターの蛍光灯とは

最近テレビCMや雑誌等でも、インバーターという文字は結構よく見かけるんですけれど、蛍光灯にもインバーター式があるそうです。(最近建てた住宅・マンションの蛍光灯は、ほとんどインバーター式だと思います)

昔ながらの蛍光灯は、グロー球(点灯管)とよばれる小さな電球みたいなものが先に点灯し、それからチカチカと点滅して本体の蛍光灯が点く、グロースターター方式と呼ばれる蛍光灯になります。
この方式は、今書いたようにスイッチを入れてから実際に点灯するまで、タイムラグが生じ、なおかつチカチカと点滅して点くという弱点がありました。
また、よーく耳を澄ましてみると、ブーンという音が聞こえます。

それに対して、インバーター式の蛍光灯は、このグロー球に当たるものを電子化して点灯する方式で、スイッチを入れるとすぐ点灯するのが特徴です。
また、グロースターター方式は1秒間に100回程度の点滅を繰り返しているらしいんですけれど、インバーターの場合は、これが9万回にあがってるらしいです。
そのため、ほとんどちらつきを感じません
蛍光灯や、テレビ、そしてパソコンモニターをビデオカメラで撮影し、再生してみると肉眼ではわからないのに、ちらついてたり変な縞模様がモニターにあるように感じられるのは、ビデオカメラの映像が1秒間に約30コマで記録されているからで、蛍光灯のちらつきとこの30コマのずれから再生してみると、ちらつきや縞模様が出るのだと思われます。
で、インバーターの場合、非常に高速なのでそういったちらつきがないと。

また、東日本と西日本では、交流電流の周波数が50Hzと60Hzで違いがあり、専用の器具を使わなければなりませんでしたが、インバーター式の蛍光灯の場合はそういった違いを意識する必要はありません。
つまり、東京から大阪に転勤になった場合も、そのまま使えるということですね。

インバーターの方が明るい!?

一般的な蛍光灯は、直管が20W。
輪っかタイプが30W、32W、40Wだと思います。
で、グロースターター方式とインバーター式の蛍光灯では、同じワット数でも明るさが違うそうです。
だいたい1.2倍から1.5倍インバーターの方が明るいそうです。

明るさの調節が出来る!?

昔ながらの蛍光灯は、明るさの調節をするのに2~4本の蛍光灯のうちの1~2本を消す。という単純な方法しか選べませんでした。
ところがインバーターの場合は、段階的に(最近のものでは10段階)明るさを調節することが出来るそうです。
これがインバーターの最大の特徴ではないでしょうか?
明るさも1.2~1.5倍明るいため、同じ明るさまで調節すればそれだけ電気代が安くなるわけです。

蛍光灯はそのまま

前回の記事、蛍光灯の種類の時は、インバーター式の蛍光灯は専用の蛍光灯を使うのかと思ってたんですけれど、そうではなくて器具自体は違いがあるものの蛍光灯自身はそのままグロースターター方式のものが使えるそうです。

インバーターって?

インバーターというと、主にエアコンで目にする単語だと思います。
昔のエアコンは、温度調節には単純に指定した温度になったら動作を停止し、温度が上がれば(暖房の場合は下がれば)動作を開始するという至極単純なことしかできませんでした。
が、インバーターエアコンは、指定温度に達するまではフルパワーで動作し、指定した温度になったら○%のパワーで温度を維持する。といった動作が可能になりました。
詳しく知りたい方は、こちらを参照してください。

インバーター蛍光灯の特徴

  • 点滅しない
    ・・・スイッチを入れたときに、チカチカっと点滅することがありません
  • 明るさを調節できる
    ・・・消す・つけるしかなかった蛍光灯が明るさを調節できるようになりました
  • 省エネ
    ・・・グロースターター方式に比べ1.5倍ほど明るいので、同じ明るさにすれば電気代も安く
  • リモコンが使える
    ・・・インバーター蛍光灯だからというわけではありませんが、最近のインバーター蛍光灯はほとんどリモコンで操作します
  • 静か
    ・・・ジーーーという音がありません

インバーターの弱点

明るいし、すぐに点くし、音は静か。
いいとこずくめのような気がしますが、弱点もあります。
器具が高い。
高いっていっても、ピンキリで数千円のものからウン万円のものまで。

ただし、2~3割ほど電気代も節約出来るので、トータルコストはインバーターの方がお得だそうです。

弱点っていうわけではありませんが、グロースターター方式の場合、3本のうちの1本をはずして使うことも可能なわけですが、インバーターの場合はすべての蛍光灯がそろっていないと使えないというタイプの器具が多いようです。
まぁ、リモコンで調光出来るので、この辺のデメリットはそう感じないワケなんですが。

結論

インバーター蛍光灯は、明るさも細かく調節出来て、リモコンで操作出来るものも多く、省エネ。
先日、大型電気店で見てきたんですけれど、こりゃ変えるしかないかなぁ。(私の部屋の蛍光灯は、グロースターター方式。もう20年以上前の製品です)
実は、部屋の蛍光灯、点灯させるためのひもが切れてしまったんですよね~。
だからスイッチのオンオフは、壁に付いたスイッチで消すか、蛍光灯自体をひねるという強引な方法。(笑)

この際だから器具自体を交換してしまおうかと思っている今日この頃です。
交換も、素人の私でもできるようなので、もし、交換する機会があったら、画像や動画で紹介したいと思います。

インバーター蛍光灯

  • パナソニック シーリングライト
    大きさによってまちまちですが、6000~20000円が主流のようです。
    パナソニックの製品は、輪っかタイプのものしかないらしい?!また蛍光灯自体が独自規格のものが多い。
    ただ、リモコンで操作するものも多く、10段階で調光出来るのも特徴。
    さらに蛍光灯自体が超寿命で、7年間ほど交換不要(定格寿命16000時間)らしい。
    今のとこ、1番の候補。
  • 東芝 シーリングライト
    パナソニックと人気を二分するのが、この東芝製。
    パナソニックみたいに、省エネや調光はあんまりアピールしてないようなんですけれど、パナソニックよりも種類が多い気がする。
    東芝ライテック WEBカタログ

2009/08/19 03:23 【 インバーター蛍光灯とは 】 | コメント |

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蛍光灯の点灯速度比較

色々な電球形の蛍光灯を購入して、どの蛍光灯が一番速く点灯するか比較してみました。

色々な電球型蛍光灯を購入して行くに当たって、初めのうちは寿命の長さに注目していたんですけれど、大事な点に気がつきました。

すぐ点かない!?

スイッチを入れてもすぐ点かないんです!
だいたいスイッチを入れてから1~2秒後に点灯する感じ。
しかも、点き初めは非常に暗い・・・。
1分ほどすると、ほぼ100%の明かりになるようですが、廊下や階段の明かりは点けてから10秒程度で消すことが多いため、どの蛍光灯も実用的ではありませんでした。
やっぱり白熱灯じゃないとダメなんでしょうか。
電気代や寿命の観点からすると、蛍光灯が有利なのは 電気代比較 蛍光灯VS白熱灯でも書いた通りなんですけれど。

蛍光灯の点き方を動画で見る

蛍光灯や白熱灯をハイビジョンビデオカメラで撮影し、点灯の仕方を観察してみました。

実際に比較してみると、こんなにも違いがあるんですね。

白熱灯

白熱灯左の画像は、白熱灯です。
蛍光灯との最大の違いは、点灯直後からこの様に非常に明るいと言うことです。
コストを考えなければ、廊下や階段といった場所には最も適切だと思います。

日立製 白昼色 安価なタイプ

まずは電気屋で400円程度で売られている安価なタイプです。
日立製ですが、この価格帯であればどのメーカーもそう変わりがないようです。

HITACHI製の安価なタイプ。点灯直後左の画像は、点灯直後です。
ごらんのように、非常に暗いです。
実際にはほとんど点いていないのと同じ状態。

HITACHI製電球型蛍光灯 点灯1秒後で、1秒後ぐらいに左の画像のように点灯状態になります。
ただ、それでもまだ暗いです。

HITACHI製電球型蛍光灯 点灯1分後スイッチを入れてから1分後、左のように実用的な明るさになります。
白昼色なので白っぽいのも特徴。

東芝製 ネオボールZ PRIDE

東芝製のPRIDEは、蛍光灯の中でも最も定格寿命が長い12,000時間(一般の電球型蛍光灯は、定格寿命6,000時間)をうたった製品です。

TOSHIBA ネオボールZ PRIDE 点灯直後左の画像は、スイッチを入れた直後です。
コンマ数秒ってとこでしょうか。
このようにスイッチを入れた直後は、ほぼ真っ暗な状態です。

TOSHIBA ネオボールZ PRIDE 点灯1秒後左の画像は、スイッチを入れて1秒後の状態です。
1秒後でもまだ暗いですね。

TOSHIBA ネオボールZ PRIDE 点灯3秒後スイッチを入れて3秒後、ようやく点灯しました。
とはいえ、すごく暗いです。

TOSHIBA ネオボールZ PRIDE 点灯1分後
1分ほどすると、ようやく白熱灯と同じ程度の明るさになりました。
寿命が長いのはいいんですけれど、廊下や階段のようにすぐに明るくならないと困るような所には不向きかもしれません。

パナソニック プレミアQ(クイック)

現在(2008年12月)発売されている蛍光灯の中で最も定格寿命が長い13,000時間をほこるのが、このパナソニックのプレミアクイックという製品です。
この製品の特徴は、単に寿命が長いというだけでなく、スイッチを入れるとすぐに点灯するのが特徴です。その仕組みは・・・

Panasonic PREMIER Q 点灯直後左の画像は、スイッチを入れた直後です。
ごらんのように他の蛍光灯と違い、スイッチを入れた直後ですでに点灯しつつあります。

Panasonic PREMIER Q 点灯1秒後スイッチを入れて1秒後です。
暗いもののすでに点灯しました。

Panasonic PREMIER Q 点灯2秒後スイッチを入れて2秒後です。
他の蛍光灯は、点灯するのに3秒ほどかかりますが、2秒で実用的な明るさになりました。

Panasonic PREMIER Q 点灯30秒後30秒後の状態です。
他の蛍光灯に比べ明るくなるのが早いようです。

Panasonic PREMIER Q 点灯50秒後スイッチを入れて50秒後です。
実は、このパナソニックのプレミアクイックは、スイッチを入れてから50秒~1分後に少し暗くなります。
というのも、この製品には蛍光灯の中心部に、小さな白熱灯が設置されており、スイッチを入れると蛍光灯と同時に、この白熱灯も点灯します。
そのため、スイッチを入れた直後でもすぐに点灯するのです。
蛍光灯が100%の明るさを発揮する1分後、この内部に仕掛けられた白熱灯が自動的に消灯するため、一瞬暗くなったように見えるのです。
白熱灯と蛍光灯の2つの長所を取り入れたハイブリッドな電球なのですが、実際にはつけた瞬間は、アレ?暗い。と感じてしまいます・・・。

比較
上の画像は、各製品が100%の明るさを発揮した状態を比較してみたものです。
白昼色を除いて、ほとんど明るさとしてはどれも同じ白熱灯と同じだということがわかります。
比較して若干色味が違うかな。とわかるレベル。
お風呂場やトイレといった白熱灯のオレンジっぽい明かりの方がふさわしい場所には、電球型蛍光灯で充分実用性があることがわかります。

すぐ点く?

さて、今回の実験でわかったのは、どの蛍光灯もスイッチを入れて若干真っ暗な状態が数秒続き、その後ようやく点灯。
といっても点灯してもまだ暗い状態で、約1分ほどして明るくなる。という感じでした。
そのため、廊下や階段といったすぐにでも明かりが欲しい場所には、なかなか実用的ではないようです。

用途別にどの製品がふさわしいか

玄関 防犯用

玄関や庭、そして防犯用に一晩中照らすような場所には、安価な蛍光灯が最も適しています。
こういった場所は1日10時間ほど点灯するため、白熱灯に比べ電気代が最も差がつきます。
一般的に蛍光灯は、点けたり消したりすると寿命が1時間短くなる。といわれているため、長時間点けっぱなしにするような用途で寿命が最も長くなるでしょう。

浴室

浴室も安価な蛍光灯で充分です。
というのも、脱衣場の明かりを点けてから浴室の明かりを点ける場合が多いため、すぐに明るくならなくても支障がないからです。
私の場合は脱衣所の明かりを点けずに、直接浴室の明かりを点けて服を脱ぐんですけれど、この場合も暗くても、歩いたりするわけではないので、数秒の暗闇があっても何ら支障ありません。
こういった場所には、すぐに明るくならない安価な蛍光灯で充分でしょう。

トイレ

さて、問題はトイレの明かりです。
廊下や階段ほどではないんですけれど、扉を開けた瞬間真っ暗だと「アレ?」なんて事になります。
慣れてても。
また急ぐっていう面から考えても、すぐ点いてくれた方がいいに決まっています。
なので、安価な蛍光灯はあまり向いていません。
かといって数秒で消すような場所でもないため、蛍光灯にしたいところです。

そこで、実用的だと思われるのがパナソニックのプレミアクイックです。
他の蛍光灯に比べ、1~2秒点灯するのが早いため、蛍光灯の中ではトイレに向いていると言えます。
とはいえ、白熱灯に比べいってんぽ遅いわけですが、トイレの場合スイッチを入れてからドアを開く。という作業があるため、1秒ぐらい明るくなるのが遅くてもあまり支障がないのです。
そのためパナソニックのプレミアクイックがおすすめです。
寿命も長いため、交換する手間も省けますし。

廊下 階段

最も蛍光灯が不向きなのが、廊下や階段といったすぐに明かりが欲しく、なおかつ数秒で消すような場所です。
白熱灯のようにスイッチを入れればすぐ点くような状態に慣れているため、パナソニックのプレミアクイックのように比較的すぐに明るくなるような蛍光灯でも、「アレ?」と感じてしまいます。
また、消したり点けたりするため、蛍光灯の寿命を縮めます。

こういった場所は、白熱灯のままでいいんじゃないかと思います。
点灯時間の合計といっても、一日のうちでせいぜい1~2分でしょう。
1ヶ月でも30~60分程度の点灯時間です。
この程度の点灯時間であれば、1ヶ月1円ちょっとの電気代です。
わざわざ高いお金を払ってまで蛍光灯にする必要はないかもしれません。
詳しくは、廊下・階段・クローゼット用の照明は、白熱灯の方が安くつく!?

早く点く蛍光灯を探せ!

今回の結果で最も早く点灯するのはパナソニックのプレミアクイックという結果になりました。
ところが、もっと実用的な製品がありました。
次回、そうした製品を紹介したいと思います。
続・すぐ点く蛍光灯を探せ!

2009/01/24 08:44 【 蛍光灯の点灯速度比較 】 | コメント |

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蛍光灯の種類

電球形の蛍光灯を調べていくと、いくつか種類があることに気がつきました。ワット数の違いや大きさだけでなく、点灯の仕方等々。

蛍光灯に興味を持って色々調べてみたり、購入して実際に点灯してみると、蛍光灯にはいくつか種類があることに気が付きました。

点灯方式による違い

グロースタータ式

一般の家庭に使われている方式で、点灯管を用いて点灯するタイプ。
スイッチを入れてから、タイムラグがあってから点灯するのが弱点。
また、つけたときにちらつきがあるのも特徴。
最近は、クレームが多いらしく、住宅メーカーは後述するインバーター式を取り付けることが多くなってきているようです。
点灯管
画像は点灯管です。
クリックすると拡大。

ラピッドスタート式

グロースターター式が点灯に時間がかかるため、安定器とランプの組合せによって改善したものがラピッドスタート式で、店舗やオフィス、電車の車内等で使われています。

インバーター式

最近主流になっている方式で、グロースターター方式に比べすぐに点灯し、ちらつきが付くないのが特徴です。
また、明るさを調節できる製品もあります。
ただし、値段が高いのが欠点です。
電球型蛍光灯がこのインバーター式になります。
電球型蛍光灯
また、大型電気店等で発売している1~3万円のリモコン付きの蛍光灯がインバーター式です。

すぐ点く(つく)か

今回最も注目したい蛍光灯の種類は、こうした物理的な種類ではなく「すぐに点くか」の違いです。
実は、いくつか電球形の蛍光灯を購入してみたのですが、どうもスイッチを入れてから明るくなるまでに時間がかかるのです。

今までは高い蛍光灯ならパッと点き、安い物は明るくなるのに時間がかかるのだと思っていました。
ところが実際はそうではないようなのです。
確かに安い製品は、明るく・・・というか、点灯するのに時間がかかるのです。
高い製品は、点灯自体ははやいものの最初は暗いまま。
さらに、中にはすぐに明るく点灯するものも。

こうした違いはあまり気にならないかもしれませんが、実際階段や廊下の照明として使用する場合、このすぐに点くかどうかと言うのは、非常に重要な問題のような気がするのです。
そこで色々な電球形の蛍光灯を購入してみて、どの製品であればパッと点くのか。そういった点を重視して蛍光灯のレビューをしていきたいと思います。

2009/04/11 00:00 【 蛍光灯の種類 】 | コメント |

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電気代比較 蛍光灯 VS 白熱灯

同じ明るさでも電気代が安い蛍光灯。ところが、値段は数倍。そこで、蛍光灯の寿命が来る間に、白熱灯と比較してどれくらいのコストがかかるか計算してみました。

蛍光灯が、白熱灯にくらべ省電力で、長寿命なのはおなじみのことだと思います。
ところが、白熱灯は非常に価格が安く、仮に高電力で短寿命だとしても、ランニングコストをふまえると使い続けるとしたら、どちらがお得なのでしょう?

蛍光灯の寿命

蛍光灯の寿命は、6,000時間から13,000時間といわれています。
ただ、蛍光灯の場合、点滅のような付けたり消したりすると寿命が短くなるともいわれているので、一概にメーカーが発表している時間、使用出来るとは言えないでしょう。

そこで、6000時間で使用出来なくなる800円ほどの電球型蛍光灯で、同じ明るさの白熱灯と比べ、6000時間でどれくらいのコストがかかるか計算してみました。
明るさは、60Wの白熱灯を考えてみます。
60W形の電球型蛍光灯は、10Wになります。

1時間あたりの電気代

1000Wの電器を1時間使用した場合の電気代は、23円といわれています。
1kwh = 23円
ですね。
とすると、1Wあたりの1時間の電気代は、
23円 ÷ 1,000W = 0.023円

60W形の電球型蛍光灯の
ランニングコスト = 6,000時間 × 10W × 0.023円 + 800円 = 2,180

電球の寿命

一方、電球の寿命は1,000時間といわれています。
また、電球1個あたりの価格はだいたい80円。
この場合、6,000時間に6回交換する必要があります。

60Wの電球の
ランニングコスト = 6,000時間 × 60W × 0.023円 + 80円 × 6回 = 8,760

超超寿命蛍光灯

最近では、TOSHIBAのPRIDEのような定格寿命12,000時間をうたった商品もあります。
お値段はちょっと高め、1,200円程度。
仮に12,000時間使えたとして、この場合寿命が来るまでにかかるコストは・・・

12,000時間 × 10W × 0.023円 + 1,200円 = 3,960

になります。
これを先ほどの6,000時間の電球に当てはめると、

12,000時間 × 10W × 0.023円 + 800円 × 2個 = 4,360

4,360 - 3,960 = 400円

12,000時間というと、仮に一日8時間使用したとして、1,500日。
だいたい4年ちょいという計算。
4年ちょいで400円の差を大きいと取るか小さいと取るかそれぞれですが、多少高くても高寿命な製品の方がお得なようですね。

気をつけなければならない点

ただし、いくつか気をつけなければならない点があります。
今回最もお得な結果となったTOSHIBAのPRIDEですが、別のページで詳しく紹介しようと思っているんですけれど、気温が低い時期はスイッチを付けてから最大の明るさになるまでにしばらく時間がかかるんですね。
なのでたとえば階段や廊下、そしてトイレといったすぐに明るさが欲しいような場所には不向きかもしれません。
逆に、一日8時間つけっぱなしのような玄関や街灯にはさほどこの短所は気にならないでしょう。

このサイトについて

なぜこのサイトを立ち上げようと思ったか。また当サイトのコンセプトを載せています。

このサイトは、管理人が集めたり、購入した照明や懐中電灯を動画や写真で紹介するサイトです。

そもそも、なぜこのサイトを立ち上げようと思ったのか・・・
先日友人と話しているときのこと、

「こないだヤマダ電機に行ったら、従来の5倍の明るさ・・・なんて懐中電灯を見つけてね。
つい懐中電灯ってほしくなっちゃうよね?」

なんて切り出すと、

「え?なんで?」
冷めた顔して答える友人。
ええええええええええ!?
懐中電灯ってみんな欲しいもんじゃなかったの??
その時初めて知りました。
自分が懐中電灯マニアってことに・・・
懐中電灯に限らず、色々な照明器具やら明かりのコーナーでずーっと商品の解説を読んでいられちゃうんですよね・・・。

夜が怖い?

私の明かり好きは、どこから来たんでしょうか。
小さい頃、そう、だいたい小学生ぐらいでしょうか。
当時の私は、ものすごく怖がり。
幽霊も神様も信じていましたし、寝るときも真っ暗にするとどうしようもなく怖くなってくるぐらい。

その割に妖怪なんかには興味があって、ゲゲゲの鬼太郎や水木しげる先生の妖怪大百科なんかを集めていました。
ところが、ひとりでは見られない。(笑)
妖怪大百科なんかは、弟に先にめくってもらって次のページの妖怪が怖いかどうか確認してもらってから見る始末・・・w
そうそう、そういえば、ある時、蝋人形のアトラクション?を見に行ったとき、コーナーの一部にアメリカ開拓時代を再現した場所があって、そこには蝋人形のインディアンが飾られていたんですけれど、頭の皮をはぐインディアンかなにかのシチュエーションで、怖くて怖くて弟の後ろにかくれながら進んだ覚えが・・・。
そのぐらい恐がりだったんですよねぇ~。

当時は。

だもんだから、夜が怖い。
よく弟と、未来の自分・・・てなタイトルの絵を大学ノートに描いてたんですけれど、なにを描いてたかって、家中照明器具だらけの家や、360度ライトを付けている車。(笑)
たぶん、真っ暗な世界が怖かったんでしょうね。

夜が好き

そんなこと言うと、いまだに夜に対してトラウマがあるか・・・っていうと、これがまるで逆。
絶対夜型人間だし、仕事も夜。
活動するのも夜が好き。
そしてそして、いまだに妖怪とか好きなんですけれど、人一倍幽霊やらホラー映画は怖くない。
たとえば、ひとり暮らしをしていた頃、当時も夜働いていたんですけれど、仕事が休みだったある日、夜中テレビを付けっぱなしにしていると、映画「リング」が放送されていました。
あぁ、これ、なんかおもしろいって有名になった映画だ。
そんなことを思いながら、部屋を真っ暗にしてぼんやり見ていました。
ところが!
私には退屈。
途中で眠くなってきてしまって、一番肝心なとこでいっつも寝てしまうんですよねぇ・・・
いっつもって言うのは、その何年か後、同じように夜中放送されていたんですけれど、やはり途中で寝てしまう・・・

恐がりはどうも治ったようなんですけれど、明かりに対する興味はいまだに続いているみたいで、最初に言った通り大型電気店の照明器具コーナーや懐中電灯コーナーでずっと何時間も「うーん。欲しいなぁ。」なんて居座ることが出来るんですよね。

明かり・照明・懐中電灯のサイトを

私のまわりには、そういった趣味の人は少ないんですけれど、日本中を探せば同じような人もいるはず!?
そう思って立ち上げたのが当サイトです。
まぁ、もしかしたらただ単に私ひとりで、私の世界に入り込んでしまっているかもしれないすけど・・・。
とにかく私が見つけてきた、もしくは購入した照明器具や、懐中電灯をハイビジョンカメラで撮影して紹介していこうと思っています。

電池も

そうそう、懐中電灯と同じぐらい好きなのが、乾電池。
乾電池って言うか、最近よく見かける充電式電池。
ニッケル水素電池とかですね。
その電池も実は大好きで、やはり大型電気店で何時間も電池のコーナーにいられるんですよね~。
なので電池についても書くかもしれません。(笑)

2008/12/11 12:22 【 このサイトについて 】 | コメント |

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